つらいのに笑ってしまうクセ…改善する為のヒント

つらいに笑う

嫌な事を言われても、理不尽な事を言われても、なぜか笑ってはいませんか?
そして、そんな自分が嫌いになってはいませんか?
中には寝る前に布団の中で涙している方もいるかもしれませんね。

つらいと感じているという事は、笑顔の裏で無意識のうちに無理をしてしまっている証拠です。
その心の負担を少しでも軽くする為に、心がけたいポイントをまとめました。

悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

つらいのに笑ってしまう心理

つらいに笑う

つらいのに笑ってしまう方の中には、それこそ「笑っていれば許してもらえる」というちょっとずるい考え方を持っている場合もあります。

しかし、全ての人がそうではありませんよね。

この記事に訪れた方は、どちらかと言えば自分の気持ちに蓋をしてしまっている方が多いはずです。

社会に出ると学生時代とは違い、合わない上司や、小難しいお客さんなどとも関わっていかなくてはいけません。
自分に落ち度がなくても、頭を下げなくてはいけない場面に遭遇する時だってあります。
その場の空気を少しでも和らげる為に、咄嗟に笑顔でその場の空気をごまかそうとしてしまう。
このような経験が多い方は、特にサービス業にお勤めの方に多く見られます。

理不尽なクレーム言われた時はつらいよね。

笑顔を出しすぎると余計怒られる場合もあるから難しい。

つらいにのに笑ってしまうクセは、子供の頃から深く根付いてしまっている方もいます。
特にいじめなどの経験がある方は、暗い顔をしていると余計に苦しい立場になる為、無理に笑顔で過ごす事で、自分に鎧を付けて生きてきた時期があるのではないでしょうか。
その鎧を外せないまま大人になって、今もなお重みに苦しめられているという訳です。

つらいのに笑ってしまうクセ…改善するために

つらいに笑う

笑ってしまうクセを改善するのは、頭では分かっていても中々難しい部分もあります。

ただし、自分の中にある「つらい」気持ちを見過ごしているのは、心身ともに良くありません。
あまり無理な状態を続けていると、自分を嫌いになってしまう場合だってあります。
それは、とても悲しい事ですよね。

ここからは、つらくても笑ってしまうクセを少しでも和らげる為のポイントをご紹介します。

少しで良いので素直な感情を出す

つらいという自覚がある方は、まずは少しずつで良いので素直に感情を表情に出す練習から始めてみてください。

マスク生活の今は目元しか見えませんので、練習するには最適なタイミングです!
ひどい事を言われて不快な思いをした時は、眉間にしわを一瞬寄せるだけでも違います。

あの人には何を言っても笑顔で許してくれる」なんて思われている方こそ、しっかり感情を見せてあげるべきです。

いつもだったら反射的に笑ってしまう場面が多々あるはずです。
一呼吸置いてからでも良いので「悲しい時は悲しい目、怒った時は怒った目」でしっかり相手に伝えてみましょう。

素直な自分を出した方が距離が縮まる時もある

今の自分がへらへらしていて嫌だ。八方美人みたいで…。

その場の空気を悪くしたくない、相手の機嫌を悪くしたくないからとりあえず笑っておこう。

こういった悩みや考え方を持っている方は、相手本意で笑っている傾向があります。
これでは疲れてしまうのは当然ですよね。

笑顔で自分を守ろうとしてしまう気持ちも理解できます。
しかし、周りに気を使い過ぎていたり、無理に笑ってしまうと、確実にストレスが蓄積されていきます。
心の小さなトゲは大きくなってくると厄介です。

何より、感情を隠している事は、するどい方には見抜かれている可能性もあります。
自然な笑顔と、どこかで無理して作られた笑顔とでは、感じ取られるものが全く違うからです。
もっとあなたと距離を縮めたい方にとっては、少し壁を感じてしまうかもしれません。

ふとした瞬間にごまかしが効かない時ってあるからね…。

もちろん全ての人に感情を曝け出す必要はありません。
まずは信頼のおける相手から、恐れずに素直な感情を表してみてください。
あなたが拍子抜けしてしまうくらい、簡単に受け入れてもらえる事の方が多いはずです。

そして、ぐっと距離が縮まる感覚を感じ取る事ができます。

なぜつらいのに笑ってしまうのか紙に書き出す

あなたがつらいのに笑ってしまうようになったのはいつからでしょうか?
特別な体験があるのでしょうか?
自分自身でも分からない問題でしょうか?

悩みや壁にぶち当たった時は、気持ちを汲み出す為「紙に書き出す」事をおすすめします。

  1. 掘り起こす」イメージで、幼少期から現在まで、思い当たる事を書き出していきましょう。
    ささいな事でも構いませんし、一見関係のないキーワードが見つめ直すきっかけに繋がる場合もあります。
    丁寧に書き出してみてください。
  2. とことん書き出したら「なぜつらいのに笑ってしまうのか?」理由が浮かび上がりやすくなります。
  3. ぼんやりとでも理由が見えてきたら、今の自分が手放すべき気持ちや感情を明確にしていきましょう。

笑う事で、今日まで問題なく生きてこれた事は事実です。
ただ、もう、無理して笑う日々に終止符を打っても良いのないでしょうか。

  • 今の自分を変えたいのでは?
  • この出来事がきっかけだったんだ!
  • 過去の自分が今の自分を苦しめているのでは?

書き出す事で、隠されていた気持ちが明確になり、自分と向き合える事ができます。

そして、過去の自分の感情を1つずつ認めながら解放してあげましょう。
その当時、無理して笑っていた自分の頭をなでてあげるイメージで。

時間がかかる人もいるかもしれませんが、自分を嫌いになってしまそうな時には、ぜひ思い出してみてください。

まとめ|つらい時は笑わなくても良い

ここまで読んでくださりありがとうございます。

つらくても笑ってしまう事が長年のクセになっている方は、もう自分を変えるのは難しいとお考えかもしれません。
ただ、変わりたいと少しでも感じたのであれば、意識を変えて日々を過ごしていけば何らかの変化が訪れてくるはずです。

最初の内はうまくいかなくて、今までのように落ち込むかもしれません。
それでも未来は今現在の積み重ねで出来上がります。
焦らずに1つ1つ、心を軽くしていきましょう。

自然な笑顔で日々を送れるようにれたら嬉しいな。

きっと大丈夫!

  • 無理に笑ってしまう事がクセになるとストレスが溜まりやすい
  • 素直に感情を表現する練習をしてみよう
  • 紙に書き出して、自分と向き合ってみよう
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