Canvaのデザインセンス向上へ!プロが教える「やってはいけないポイント」とは?

canvaセンス

本業とは別の収入源を得る為に、日々こつこつと努力と時間を積み重ねている方が増えていますよね。
皆さんネットや、SNSを通して、自分のサービスやブランドのPRにも力を入れているようです。
もしかして、あなたもそうですか?*。

そういった活動を続ける中で、今の時代にどうしても必要になるスキルが「画像作成」ではないでしょうか?

  • インスタのストーリー、ブログ記事のアイキャッチ、ココナラで使う出品サービスを紹介には画像が必要です。
  • 毎日のように見るYouTubeにもサムネイル画像は欠かせません。

発信するツールは違っても、少なからずデザインセンスが必要になる場面が訪れているはずです。

人の目というのは、文章よりも画像や動画からの方が情報を吸収しやすいのだとか。
つまり、自分のスキルを外部にアピールする為には、画像を上手に使う事が重要になるという事。

特に、ご自身でサービスを販売している方は、集客や、ブランドのイメージにも大きな影響を与えます。

最近ではスマホでも気軽に扱える、デザイン作成に特化したアプリが普及しています。
素人の人でも、使い方次第でプロ顔負けのデザインを生み出す事ができちゃうんです。

そんな数あるアプリの中でも、多くの方に支持されているのがCanva Proです。

Canvaとは?

  • シンプル&高性能!使いやすい事で評判のアプリ。
  • 検索するとCanvaの使い方に関する記事が沢山見つかる為、疑問は解消されやすい。
  • 無料版もあり、使い始めるハードルの低いアプリで、支持されているのも納得。

ネット上にある情報の通りに作業すれば、デザインを作る事自体には苦労はしませんよね。
ただ、なぜか仕上がった画像を見て、こんな風に感じた事はありませんか?

ネットの記事を見てCanvaで画像を作ってはみたけど、素人感が抜けない…。

もう少し踏み込んだ、デザインセンスを上げるポイントが知りたい!

そんな勉強熱心なあなたの為に、Canvaのデザインセンスを向上させる方法をプロが教えます!

当サイトの管理人は、本業でデザイン関係の仕事をしています。
現在進行形で日々勉強の毎日ですが、10年以上積み重ねた経験値は私の財産になっています。

この記事では「これをやれば上達!」という切り口ではお伝えしていきません。

デザイナー視点で「これはやらない方が良い!」に項目に絞ってお伝えする事で、最小限の作業であなたのデザインセンスを向上させる為です♡

みんな忙しいし、時間は有効活用してもらいたいからね!

ハンドメイド作家さん、スピリチュアルカウンセラーさん、ブロガーさん、ネイリストさんなどの幅広いスキルを持った皆さんへ。
この記事が少しでも力になれたら嬉しいです。

目次

Canvaのデザインセンス向上へ!やってはいけないポイント

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デザインセンスを向上する為にやってはいけないポイントを項目ごとにまとめました。

  • 文字色に黒を使わないようにする
  • 原色は極力使わないようにするする
  • シャドウと相性の悪い色は使わないようにする
  • 画像を右側に配置しないようにする

Canvaで作った比較画像を参考にしながら、1つずつ詳しく見ていきましょう!

文字色に黒を使わないようにする

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Canvaで黒文字を使用する人も多いはず。
そこで、デザインセンス向上に大切なのが、初期設定のブラック(#0000)は使用しないという事。

上の画像を見てどういった印象を受けるでしょうか?

へ?良い感じだと思うけど。

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もう1枚の画像も見てください。
こちらの画像と上の画像を比較した時、何か感じる事はありませんか?

あれ?全体的に優しい雰囲気になった気がする!

ブログ運営されていて、カスタマイズに挑戦した事がある方ならピンとくる方もいるかもしれません。
真っ黒&真っ白の配色をすると、目が落ち着かない印象を相手に与えてしまいます。
特にスマホの画面から見ると分かりやすいですね。

ちなみに、ブロガーに愛用者の多いSWELLでも、同じように色の微調整がされています。
SWELLの基本カラーの背景色は白ですが、デフォルトの設定で真っ白ではない(#fdfdfd)色に設定されていますよね?
これは、目に優しくする為に彩度をあえて調整を加えている為です。

黒にも同じ事が言えて、黒の場合は目に優しくする為に、明度を上げてグレーよりにする事で印象が変わります。

ほんのわずかな明度の違いで印象に差が生まれます。

化粧品会社の公式サイトや、リーフレット、雑誌の中にも戦略的に黒文字ではなくグレー文字にしているものが必ずあります。
ぜひ身の回りのデザインを見て、探ってみてください。

原色は極力使わないようにする

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ネット上にデザインを掲載する時は、彩度の高い色は避けましょう。
見てお分かりの通り、視認性は高いものの鮮やかすぎて印象が悪いです。

ぎゃ〜!目が痛くなる〜!

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ポイントで使う程度であれば問題ありませんが、背景や、1番伝えたいコピーの色は、必ず彩度を微調整してあげましょう。
全く同じ文字配置でも、色を変えただけでここまで生まれ変わります。

ちょっと例えが極端すぎたかなw

シャドウと相性の悪い色は使わないようにする

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Canvaには、文字にエフェクトまでを付ける事もできちゃう優れものです。
中でも「シャドウ」は、ぼんやりとした影を文字のバックに入れる事が可能で、好んで使っている方も多いエフェクトの1つ。

ただ、使い方のセンスに欠けると上のような残念な仕上がりになってしまう事も。

ずいぶん見づらいわね。かわいいピンク色の文字も台無しよ。

何となく、おしゃれになるから…」という理由で、むやみにシャドウを使うと文字が読みづらくなってしまいます。

残念なデザインになる原因を回避する為に以下の2点のポイントをおさえておきましょう。

  1. シャドウと相性の悪い色を使わない
  2. シャドウの強度を上げすぎない

このポイントが解消できれば、デザインの素人感は大幅に改善されていきます。

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こちらの画像はどうでしょうか?
上の画像と同じく、全ての文字にシャドウのエフェクトを加えています。

全部の文字がきちんと読めるし見やすいな!

このように、シャドウのエフェクトを使いたい場合は、シャドウの色と同化しない文字色を選んであげましょう。

くすみ系の色にはシャドウを使わない方が無難だよ。

また、濃い文字色にエフェクトを使いたい場合は、シャドウの強度をあまり高くしすぎないように注意しましょう。
ただし、明るい文字色の場合は、上の画像のようにシャドウの強度を高くすると読みやすくなります。

それぞれ調整をして読みやすい文字になるよう心がけましょう。

画像を右側に配置しないようにする

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アイキャッチで画像を左右どちらかに配置する時、デザイン上どちらの側に配置した方が情報が目に入りやすいか知っていますか?

右でも左でも同じ写真なら変わらないんじゃないの?

それがね〜違うんだよねぇ。

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あなたは「Zの法則」を聞いた事はあるでしょうか?
何かと言うと、デザインする上でとても重要な目線の動線を表す言葉です。

人の目というのは、広告などを眺める時に、無意識のうちに画像のような目線の動きをしているのです。

横書きの場合は、この画像のように左側から「Z」を描くような目線の動きをします。
つまり、左側に伝えたい情報を入れる事で、最大限に印象を残す事ができるという訳です。

【例】上のネイルの広告(Canvaで作ったサンプル画像)の場合

  1. 1番最初に目に入る左側のスペースにネイルの写真を配置
  2. 2番目に目に入るスペースに見出し文を配置

分かりやすく伝える為に、意識的にこのバランスで作ってみました。


上の画像を見た時に、見出しより先にネイルの写真に目がいきませんでしたか?
世の中の広告媒体は、基本的には、この法則に則ってデザイナーがデザインをしています。

試しに家にある横書きのチラシを見たら、自然と左上に目が行ったわ!

この法則を知っているのと知らないのでは、同じ写真を使ったとしても与えるインパクトが変わってきます。

商品レビュー記事を書いているブロガーさんは、このテクニックを有効活用できます!
この法則を使う為、紹介したい商品画像は左側に配置してあげる事をおすすめします。
その方が記事を読んだ相手に、掲載する商品の印象が最後まで残りやすくなります。

もちろん、全ての画像を必ず左側に配置しろと言う訳ではありません。
(写真の構図や向きによっても変わる為)

のびのびと、あなた流のデザインを楽しむ気持ちが何より大切です!
どちらにするか迷った時は、左側に配置した方が良いとだけ覚えておいてください。

ちなみに縦書きの場合は「Nの法則」を使うの。

知らなかった…お前本当にプロだったんだな。

えっへん♪

まとめ|デザインセンス向上はプラスになる事ばかり!

多くのユーザーから支持されているCanva。
使い方次第で無限大にデザインできてしまいます。

しかし、できる事が多いからこそ、デザイン初心者の方は混乱しがち。
無駄な作業や装飾に時間を費やしてしまいます。
その上、いまいちな仕上がりになったらテンションは下がりますよね…。

この記事で学んだ事を活かし、やらない方が良い事を明確にする事で少しでも間違った方向へ進む事を回避できるはず。

既に画像を沢山掲載してしまい、作り直すか悩んでいる方も大丈夫です。
記事の通り、ほんの少し色の修正を加える、配置した素材の位置を変えるだけでイメージアップさせる事ができます。

通りすがりの人へ目に止めてもらう事を可能にするのがデザインの力です。
小さな工夫はブランディングにも繋がっていきます。
あなたのブランドやスキルが評価されるきっかけにもなりますよ。

最後までご覧くださりありがとうございました!

参考になったかな?

  • 黒文字を使わない!
  • 原色は使わない!
  • むやみにシャドウは使わない!
  • 画像は右側に配置しない!
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