DTPオペレーターになるには？勉強方法や注意点を徹底解説

DTPオペレーターになりたいと考えつつも、その方法が分からずに悩んでいませんか？

そこで今回はDTPオペレーターになるための勉強方法や注意点など、経験者である私が徹底的に解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。

DTPオペレーターとは

DTPとはDesktop publishing（デスクトップパブリッシング）の略称で、デザイナーが完成させたデザインの原案を元に「PC上で加工・編集・修正」する仕事です。

つまりデザインの最終仕上げを行い、完成させるのがDTPオペレーターの仕事。
文字詰めの禁則処理、フォントに対する知識などさまざまなルールに則って行うので、知識があるほうが有利といえるでしょう。

DTPオペレーターが使用するソフトは、主に以下の3つです。

未経験でも、ある程度このあたりのソフトが使えると業務でも役立つでしょう。

DTPオペレーターになる方法

DTPオペレーターになるには、以下のどちらかの方法がおすすめです。

1つずつ見ていきましょう。

デザイン系の専門学校などに通う

DTPになる方法の1つ目は「デザイン系の専門学校などに通う」です。

まずは先述したソフトを使いこなせるようにするのが必須ですので、デザイン系の大学や専門学校を卒業する、もしくはDTPを学べるスクールなどに通うのがおすすめ。

途中で諦めてしまう可能性がある人は、少しお金はかかりますが強制力のあるこの方法が良いでしょう。

資格を取得する

DTPになる方法の2つ目は「資格を取得する」です。

現在、DTPオペレーターになるために必須の資格はありません。しかし資格があれば、就職や転職時に有利になるという利点もあります。

おすすめの資格は、以下の2つです。

特にDTPエキスパートを取得すると”メディア設計・制作のための「DTP」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーション」関連知識を習得した人材”と認められることになります。

もし資格を取得するのであれば、このあたりを重点的に勉強・対策していきましょう。

DTPオペレーターのメリット

ではDTPオペレーターになるメリットを、5つ紹介します。

詳しく解説していきます。

集中して単純作業ができる

DTPオペレーターの仕事は、数ミリ単位の修正作業が必要になります。
場合によっては何時間も作業することもあり、目の前のPCと常に向き合うことになるでしょう。

さらに納期が迫っているのであれば、なおさら長時間の集中力が必要です。
こういった作業が得意、もしくは苦にならないという人でなければDTPオペレーターになるのは難しいでしょう。

単純作業を集中して行えるのは才能ですので、もし過去を振り返って自信を持てるのであればDTPオペレーターに向いています。

小さなミスに気づきやすい

DTPオペレーターはデザインの修正をすることになりますが、小さなミスと戦うこともあります。

素人目では見逃しがちな部分にも対応するので、普段から「小さなミスが気になってしまう」という人にはとてもおすすめ。

小さなミスを見つけたら修正しないと気が済まない！
というような、完璧主義の人にとってもDTPオペレーターは天職といえるでしょう。

気持ちの切り替えが上手

長時間PCの前で作業していると、目の疲れを感じたりモヤモヤとした気分になったりすることがあります。

しかし、修正箇所が、次から次へと出てくるのがこの仕事の辛いポイント。
「集中力が切れたから休憩しよう」と切り替えられる人でなければ、相当なストレスを感じるかもしれません。

実は仕事時間が限られているなかで、思い切って休憩を取れる人って意外と少ないんですよね。
上手く気持ちを切り替えて仕事ができるという人に、DTPオペレーターが向いていると言えそうです。

PC作業の仕事がしたい

もしあなたが「昔からPCが好き」「PCを操作することが得意で飽きない」という人なら、DTPオペレーターが向いています。

なかにはデスクワークは体が痛くなるという理由で嫌う人もいて、そういった場合はDTPオペレーターの仕事はかなり困難に感じられるでしょう。

PC作業が好きであれば、細かい作業をするDTPオペレーターが向いています。

スキルアップするのが好き

スキルアップするために勉強をしたり、なにか資格を取得したりするのが好きな人はDTPオペレーターが向いています。

というのも、DTPオペレーターはデザイナーがつくった原案を元に完成されたデザインにするのが仕事です。

しかしデザインには完全なる正解はなく、さらに制作物の「見やすさ」「分かりやすさ」に視点をおくことを求められます。

つまり徐々に良いデザインに仕上げることになるのです。
普段からスキルアップなどをして向上心がある人であれば、このデザインを完成させるのは辛くないでしょう。

もしあなたが上記のような特徴を持っているのであれば、DTPオペレーターが向いています。

まとめ｜DTPオペレーターは向上心がある人におすすめ

今回はDTPオペレーターになるための勉強方法や注意点など、経験者である私が徹底的に解説しました。

経験者の私からいうと、DTPオペレーターは向上心がある人におすすめです。
もしデザイン関係の仕事をしたかったり、PC経験を活かした職業に就きたかったりするのであれば、ぜひDTPオペレーターになってみてください。

もちろん大変なことも多いですが、ぜひ諦めずに頑張ってみてはいかがでしょうか？